世界遺産になって、どう?

こんにちは。
7月は富士山でのお仕事が中心です。

多くの方に「世界遺産になって、どう?」と良く聞かれます。
感覚的ではありますが、山の上の印象は下記です。

◆国
登山している方は世界遺産になり、アジア系の方やその他の国の方が増えたように見えます。
北米・ヨーロッパ系の方は富士山で仕事をさせてもらい始めた2006年の時点で既に多い印象でした。

今年自分がガイドでお連れするのはフランス、イタリア、アメリカなど日本の方以外の方が多いです。

◆時間帯
夜間登山→減少
日中登山→増加

夜間の登山者数はガイド、小屋の方とお話していると、感覚的ではありますが2013年から減少傾向です。
今年(2014年)はさらに少ない印象です。

・スバルラインマイカー規制期間の延長
(7月10日(木)17時~平成26年8月31日(日)17時まで 連続53日間)
・東京からの夜到着のバスの運行されていない

上記の変更の影響があるのかな、と思います。

夜間登山が減った理由として日中に登山を楽しまれる方は増えたという事もあるかと思います。

DSC_0049

時間帯を少し調整するだけで写真のようにゆっくりと景色を楽しみながら登山を楽しめますから。

◆装備
日本の方の装備は全体的にしっかりしている方が多いです。
外国の方はしっかりしている人とそうでない人のバラつきが凄いですね(苦笑。
先日ガイドしたフランスの方も嘆いていました。

多くの国の方に快適に山を楽しんで貰えると嬉しいですよね。
あと少しで8月。夏を楽しんでいきましょう!

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