Spark XVeとXVの違いは何ですか?という質問を頂いたので整理してみました。
◆Spark XVe◆
・スノーシールドにより雪・風を防ぎ、防水性・防寒性が向上。
(プロトタイプからの変更点)
甲の両サイド2箇所にジッパーがあったが、身体の外側の1箇所のみに変更。
ジッパーのカバーが追加。
・ふくらはぎ部分に長さ5cm・幅2cm程の切れ込みがあり、ストラップを緩めると快適に歩く事が可能。
・アウターシェルがブーティー加工による防水加工。
・踵のコバの形状が変更し、ソールの飛び出しが減少。セミワンタッチアイゼンが使用可能。
(プロトタイプからの変更点)コバの長さが数ミリ変更し、アイゼンがより安定するようになった。
・East Ridge ビブラム・ソールを使用
つま先の耐久性・面積が増え、グリップ力が増加。土踏まずに彫られたソール形状により、不均一な地面でグリップ力が向上。歩きやすく・ライディングしやすくなった。
・FLD(Fast Lacing Device/紐を固定するパーツ)とBOAの周辺に保護カバーが付き、衝撃による誤作動やパーツの破損を防ぐ。
・足首だけをBOAで締めあげられるC3-BOA・レーシングシステム。
・アウターシェルとソールの結合部分がラバーによりカバーされた。防水性と強度が向上。
・インナーはサーモインナープレミアムを使用。
足首からかかと部分に通気性のある本皮が使われ、グリップ力が非常に高いながらも蒸れにくくなっている。
◆Spark XV◆
15年5月にブログでプロトタイプでの情報を紹介させてもらいました。
下記は製品化されたブーツの情報です。
・アウターシェルがブーティー加工による防水加工。
・踵のコバの形状が変更し、ソールの飛び出しが減少。セミワンタッチアイゼンが使用可能。
(プロトタイプからの変更点)コバの長さが数ミリ変更し、アイゼンがより安定するようになった。
・East Ridge ビブラム・ソールを使用
つま先の耐久性・面積が増え、グリップ力が増加。土踏まずに彫られたソール形状により、不均一な地面でグリップ力が向上。歩きやすく・ライディングしやすくなった。
・FLD(Fast Lacing Device/紐を固定するパーツ)の下に保護カバーが付き、衝撃による誤作動やパーツの破損を防ぐ。
・C3レーシングシステムで足首と他の部分を締め分け可能。
・インナーはモデルチェンジした20週年のサーモインナーインナーを使用。
<< XVeとXVの仕様の違い >>
XVeの仕様は下記。
・スノーシールドあり。
・ふくらはぎ部分に切れ込みあり、ハイクがより快適に。
・インナーがサーモインナープレミアムを使用。
・アウターシェルとソールの結合部分がラバーによりカバーされている。
どちらのモデルも十分にバックカントリーで十二分に力を発揮してくれるでしょう。
XVeは遠征や極地仕様という位置付けで、しっかりと具現化された製品だと思います。
立山で早速使ってレポートしようと思っていましたが、降雪待ちでおあずけですね。。。。