2017年6月15日 南硫黄島調査 500mコルまで登攀~宿泊

研究者の皆さんが登り始める日。

朝はとても美しい。

日陰は涼しく快適。朝食をしっかり食べる。

日が当たると一気に暑くなる。

船に待機していた研究者の皆さんが上陸。

気温の上昇と共に雲が湧いてくる。

撮影班の皆さんもハーネス装着!

山岳班も緊張の面持ち。

富士山5合目を思い出す、「エイエイオー!!!」

山岳班はルート開拓組と歩荷組に分かれる。ホープの淀川隊員、頼りにしてまっせ!!

登攀ルートはこちら。写真右下のベースキャンプから横移動し、谷へ入り込む。

そしてコルが目的地。

船から見るとこんか感じ。

下から見上げるの図。

荷物パンパンで悶ているわたくし。

岩だらけの不安定な沢底。

前の人が歩くと落石がバンバン落ちるので、様子を伺いながら待機中。

気温が上がると更に雲が厚くなる。

あっという間に霧に包まれていく。

草の下に岩がゴロゴロしているので、間隔を開けて登る必要あり。

コルに到着。荷物を下ろし、研究者の皆さんはすぐに調査。

わずかな平らな場所を見つけ、ツェルトを張り、寝床にする。

撮影中の森さん。調査中に隊員はできる限り複数人のチームで動き、トラブル時にも即座に対応できるようにしていた。

カタツムリのサイズにビックリ!小さいですよね~。

イワガニ。南硫黄島で食物連鎖の頂点に立つ生物。

海で産まれているので、あの崖地帯を乗り越えてここまできている、色々と凄い。

この日は、硫黄3島クルーズで「ぱしふぃっくびいなす」が通過しました。

非常に大きい船ですよね~。

「お~、あんなところに人がいるぞ~!」なんて話をしていたのでしょうか??

鈴木総隊長と堀越総務。適時無線を入れてくれ、隊の動きを整えてくれます。

海洋サポート班、飴田隊員。笑顔と若さが素敵です!!

ドローン班野口隊員。ガンガン飛んでいました。

カッコイイ!

細いコルに身を寄せ合って夕飯を食べる。

コルで宿泊。

ここにもイワガニ。

コルは開けた平地がほとんど無いため、ツェルト泊。

就寝しようとする高山隊員の足に忍び寄るシロハラミズナギドリ。この後吐き戻しをされたとか、されないとか、、。

私のツェルトにも遊びに来てくれ、気が付いたらおでこの上に乗っていました。

隊員全員が熱い夜を過ごしたそうです、、、。

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